受験という方法を選択してまでもどうして中学受験実施校を選択するのか、そこには保護者の強い願いがあると思いますが、私立中学や国公立の中高一貫教育校には保護者が魅力的だと感じる建学理念と教育方針があるのです。

公立中学では国の教育方針に沿い、指導要領が決められておりその要領に従い教育が進められていきます。例えば教師の中にもっと志高い教育をと考える人がいたとしても、指導方法を変える、先取りの教育を行うなどはできないわけで、公立中学という所は、「国の基本方針に沿った指導」が主体となるため、どこの中学に行っても「同じ」教育が行われています。

利点としては転校などした場合でも、学習の進み具合がほぼ一緒なので、学力の違いがあまりないという点と、転校によって勉強が遅れたり、もう一度同じカリキュラムを受けるという事が少ないという点でしょう。どの学校に行っても同じ程度の教育が受けられます。でも、ゆとり教育にみられたように、子供の学力が低下すれば方針転換する事も多々あり、教師、子供共に国の方針に振り回されることも多いのが欠点です。

私立中学は独自のカリキュラムを持っていますので、建学理念に基づいた指導カリキュラムで教育を進めていきます。そのため、ぶれることがなく指導が進められ、しかも通常高校までエスカレーター式という学校がほとんどなので、中学、高校の6年間を一貫した教育方針で過ごせるという利点があります。