数年前の過去問を見て、こういう問題が出るから繰り返し解いてみるようにとお子さんに与えているようなら大きな間違いです。中学受験を実施する私立中学などでは学力テストの内容を大きく変えているところも多いのです。内容的には数年前も難しいのですが、出題傾向が違う事が多いので、過去問は一番近い年代のものを利用する事が鉄則です。

私立中学でも難関校と呼ばれてきた学校の国語の入試ではかなりの長文問題が出題されていましたが、今では超長文問題です。学校によっては5000文字以上という所もあり、問題を読むだけでも容易ではないというイメージです。

大手進学塾は、難関中学の出題傾向をつかむ情報網を持っていますが、それでも、出題傾向を読むことはとても難しく、特に大きく出題される内容が変わると情報がある場合、その出題傾向をつかめるかどうかが、大きなポイントとなるといわれています。

今まで偏差値は学力レベルの比較に役立つものとされてきましたが、現代、志望校の選定には、偏差値に頼りすぎないようにといわれます。出題の変化があり、偏差値における合格率の幅が大きく開いてしまうため、合格圏内かどうかつかみにくくなっている現実があります。

過去問をしっかり解きながらも、今年、受験でどのような問題が出題されるのかをよく調べ、勉強をしていく事が求められます。